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2012 AUTOBACS SUPER GT 第6戦 FUJI GT 300km

GT300クラス
87号車
JLOC ランボルギーニ GT3

開催日程
2012年9月8日(土) 公式予選
2012年9月9日(日) 決勝

会場:富士スピードウェイ(4.563km)

天候:予選/決勝 晴れ
気温:29℃(14:30時点)
路面温度:44℃(14:30時点)
決勝レース:66周
コースコンディション:ドライ
観客:3万3800人(主催者発表)

予選9位
決勝リタイヤ

チームJLOC  http://www.jloc-net.com/index.html
SUPERGT   http://supergt.net/jp/


2戦続けてエンジントラブル、無念のリタイヤ

9月9日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースが行われました。

土曜日
公式練習:12位

走り始めから全体的にリヤのグリップが足りなくて、改善する必要がありました。
タイヤの比較のために、フロントのフロアーの路面との接触を車高調整する以外は触らず、今回比較すべきもう一種類のタイヤに変えて、PITアウト。
しかし、合計13周目のAコーナー手前で突然駆動が無くなり100Rアウト側でストップしてしまった。
ドライブシャフトのトラブルだったのですが予選に間に合う程度の損傷で、正に不幸中の幸いでした。

予選:9位
Q1

僕がアタックしましたが、1周だけでQ2に残った。
Q2
山内選手がアタック、スリップストリームをうまく使えたこともあり、Q3に残りました。
Q3
オーバーステアを問題視してウイングを付けたので1周目は酷いアンダーステア。
2周目になぜか88号車に引っかかり3周目リヤタイヤが落ちたところがベストラップ。
予選を9番手で終えましたが、朝走っていればかなり上位だったはずだし、決勝に前向きでした。

日曜日
フリー走行:3位
予選で88号車が調子良かったセットを真似て、低速コーナーの極端なオーバーステアが解消された。
ロングでも調子は悪くなかったので、急に期待が出てきました。

決勝:リタイヤ
山内選手スタートで前の車が2台PITスタートのため実質7番手から、3番手まで順位を上げた。
しかし3周目位に急にエンジンが吹けなくなって順位を落とし..PITイン。
期待していただけに残念ながら2戦続けて完走ならずリタイヤしました。

今回、予選に関して僕の走り方が車の特性にあっていない部分もあるし、改善する必要も感じた。
そしてセッティングの方向性でもそれはある。
速さが噛合うように、自分とチームを信じて、諦めずに走りたい。

小林カムイ選手も最近苦労しているね。BSで育ったからピレリに走りが合っていないだけだと思うし、BSであれば彼はもっと速く走れる。
エンジニアの問題も...2000年のフォーミュラニッポンでチームの指示でSCが入るタイミングで留まった事があったが、周りの疑問などよりもドライバー本人が一番疑問で、なぜPITに入らないんですか???という感じだったからね。 チームとしての意図もあったと思うし、それぞれ複雑な理由でうまくいかなかったりする場合はある。
シンプルに、自分のチームが敵にならないよう、全員が同じ気持ちで他のチームと戦えるような環境に身を置きたいよね。
運のめぐりの悪さにめげずに頑張ってほしいよね。

今回で、鈴鹿、富士と2戦連続で決勝を走れませんでしたが、誰のせいでもないトラブルで表彰台のチャンスを失ったので残念でした。
鈴鹿できっかけはしっかり掴んだし、富士で今年のGT3車の方向性を再認識することが出来ました。
さて残り2戦。僕もシンプルに頑張りたいと思います。