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2010 AUTOBACS SUPER GT 第4戦 SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA

GT300クラス
86号車
JLOC ランボルギーニ RG-3

開催日程
2010年6月19日(土) 公式予選
2010年6月20日(日) 決勝レース

会場:セパンサーキット (マレーシア)/レーシングコース(5.542 km)
主催:Sepang International Circuit (SIC)

天候:予選/決勝 晴れ
気温:-
路面温度:-
決勝レース:54周(299.268 km)
観客:27,500人(主催者発表)

予選13位
決勝15位

チームJLOC  http://www.jloc-net.com/index.html
SUPERGT   http://supergt.net/jp/


前週のル・マンから続くレースは、終盤の思いがけない事態で厳しい結果に。

前週フランスのルマン24時間耐久レースに出場し、日本に一時帰国し、直ぐにマレーシアへ向かった。
木曜夕方に着いてホテルにチェックイン。水曜日から入ったドライバー達と合流してホテルの近くで食事をした。
金曜日は朝早くからサーキット入り。長いフライトで疲れが取れないが仕方ない。
昼からのサーキットの下見まで、いろいろと準備をして過ごした。

恒例の、ランニングは、坂本選手と今年も行ってきました。
日差しがあって気持ちがいい。上半身裸で半ズボンで良い汗をかきました。
今年の下見走行は車での走行ではなくなってしまい、またしてもランニング。
関口は腹が痛いと仮病?!を使い途中で帰ってしまったが、僕と坂本選手はブリーフィングぎりぎりまでサーキットを下見した。
則竹代表がサーキットに到着するのを待ってから夜ホテルへ戻った。

土曜日
公式練習

前回富士でトップスピードが性能調整の影響もかなり大きいとはいえ、ワースト3に入っていたので、対策を練って望んだ。
また、リストリクターをワンランク上げる代わりに50KGのウエイトを積む側を選択していた。
走り始めてセッティングを調整して行ったが、ムルシエラゴとの違いに戸惑いがあった。ガイヤルドは今のところ僕のドライビングスタイルを合わせるのが難しい。良いときはスムーズに行くが、悪い時は何をしても大きな改善が見られない状況になってしまう。
タイヤの選択をして予選に準備をした。

予選
混走時間にシミュレーションでアタック、引っかかりながらも自分の走り方を確認することが出来た。
いよいよ占有走行。
新品タイヤでアタックしてコースに出て行ったが、アタック1周目に時間切れでPITイン。
結局アタックできずに13番手で予選を終えることになってしまった。

日曜日
フリー走行

車が重い状態になるとなおさら車の限界を感じて難しいドライビングになってしまった。
セットも変えて良くなるがタイムには繋がらない。

決勝
関口選手がスタートを担当。
一時8番手を走行するが、9番手前後でレースを続ける。
約束のレース半分を消化してピットイン、四輪交換だったが、中古タイヤが用意されていた。
給油とタイヤ交換をして、ピットアウト。僕等より実に74KGも軽い88号車が目の前にいて、少しずつ近づくが最初車が重い状態で無理は出来ないと判断していた。
代わってから10周しない頃GT500の2台が接近戦で最終コーナーで接触し、その1台が止りきれず追突されてしまった。
この影響で突然車が重い動きに変わり、常に何らかの抵抗感がある状態になった。数周注意して走行していたが、タイムが出る雰囲気ではなくなった。
終盤9番手争いの中で、ペースを上げる必要があり、おかしな動きにも慣れたところで限界までプッシュして走行した。

ラスト2周。
突然大きな音がしてスピン状態になってコースアウト。
直後を走っていたGT500も同じくスピンしていた。
何が起こったのか??接触されてのコースアウトか車が壊れたのかどちらかだ。
無線で伝えて車を降りた。
後になって車が壊れてコースアウトしたと知り、上位を走っていたKEIHIN HSVには申し訳ないと思った。15位で完走扱いとなったが、ポイントを目前にしながらのリタイヤは本当に悔しい。
辛いレースが続き凹んではいますが、こういう時こそチャンスと思って努力しなければならないと思う。後半戦も応援お願い致します!